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公開日:2019年7月1日

宅配ボックスを設置したら再配達率は34%→14%に減少

6月24日、パナソニック・ライフソリューションズ社が発表した「宅配ボックス設置後の荷物の受け取り方について」の実証実験の結果によると、再配達が発生する割合が宅配ボックス設置前の34%から14%へ減少している。

また、被験者が受け取った荷物のうち、30%が宅配ボックスへの配送になったというデータもあわせて発表されている。

この実証実験は2018年12月3日から2019年1月31日までおこなわれ、東京都世田谷区の子育て中の50世帯を対象としたものである。

宅配ボックスの設置でどう変わったのか

再配達率減少

出典:パナソニック・ライフソリューションズ社

従来の荷物の受け取り方の大半は、配送業者と対面しての直接受け取りであり、実証実験前では66%がこの方法で荷物を受け取っていた。

直接受け取りのためには、配送業者が訪れる際に家人が在宅していることが必須であり、このタイミングのずれで起こる再配達の発生の割合は34%、これが双方に「配送ストレス」を生んでいる原因でもあった。

宅配ボックス設置の実証実験の結果をもう少し詳しく見ていくと、
「対面受け取り(直接受け取り)」の割合は56%に減少、
「宅配ボックスを利用して受け取った」割合は30%、
「荷物に再配達が発生した」割合は14%まで減少している。

実証実験の対象家庭50世帯における2018年10月の荷物配達個数は412個(対象家庭のうち47世帯)、2018年12月から2019年1月の月間での荷物配達個数は平均553個(対象家庭のうち46世帯)であった。

宅配ボックス設置後でも再配達が発生しているのはなぜ?

設置後でも再配達なぜ!?

冒頭のデータを見ると、宅配ボックス設置後であっても再配達のケースはゼロではなく、14%発生していたことがわかる。

理由として
「荷物が宅配ボックスに入る大きさではなかった」が27.8%、
「生ものやクール便など宅配ボックスに入れることができない荷物だった」が25・2%、
「宅配ボックスが満杯で入れられなかった」が20.5%、
「配送業者が宅配ボックスに入れてくれなかった」が12.6%となっている。

ある程度の大型の荷物を入れることができる家庭用宅配ボックスの開発や、荷物を受け取る側だけではなく、配送業者の意識改革も必要となることが課題として浮かぶ結果となった。

荷物の受け取りに関するストレスについて

受け取りに関するストレス

出典:パナソニック・ライフソリューションズ社

事前調査において「荷物の受け取りをするために自分の時間が拘束されていると感じる」と答える被験者もいたという。

配送業者が訪れる際に自宅にいることができなければ、おのずと再配達が発生するわけだが、
「欲しいときに受け取れないストレス」と
「配達を完了させたいのに仕事を済ませることができないストレス」の2パターンがあり、
受け取る側と配送業者の双方にストレスが発生している大きな原因となっている。

再配達を依頼してから実際に荷物を受け取るまでの待ち時間」を2時間と仮定し、再配達による待ち時間が年間でどれほどになるかを算出したデータがあるが、それによると宅配ボックス設置前は1世帯あたり年間平均72時間、宅配ボックス設置後は1世帯あたり年間平均39時間になるという。

実際は再配達依頼をしてから2時間以内に配送されるとは限らないことなども考えると、宅配ボックス設置による待ち時間の軽減効果はもっと大きなものになるだろう。

在宅時の配送ストレス
設置後の配送ストレス

出典:パナソニック・ライフソリューションズ社

宅配ボックス設置後の受け取りストレスについて、対象の50世帯へアンケートをとった結果によれば、
「かなり軽減された」が71%、
「やや軽減された」は29%と、
「軽減された」という意見は100%に近いものとなっている。

また、在宅時の配送ストレスという視点でも
「かなり軽減された」が31%、
「やや軽減された」が41%と、
こちらも72%が「ストレスの軽減になった」と答えている。

在宅時のストレスについては「どちらでもない」が21%、
「あまり軽減していない」も8%あったが、
「全く軽減しなかった」は0%となっており、
宅配ボックス設置が配送ストレスの軽減に効果的なのは間違いないと言えるだろう。

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