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公開日:2021年11月25日

老眼が治療できる!? FDAよる世界初の老眼治療点眼薬がついに承認

年齢を重ねていくと、早ければ40歳前後から症状の出始める老眼。
老眼鏡やコンタクトレンズによって矯正するのが一般的でしたが、ここ数年、治療薬の開発が進められてきました。
そしてついに、老眼を改善する点眼薬がアメリカの米食医薬品局(FDA)によって承認されました。
これは、世界で初めてです。

これまでの老眼対策

これまでの老眼対策
老眼は、老化によって水晶体が弾力を失うことと、同時に水晶体を支えたり、変形させたりしてピントを合わせる毛様体筋の機能が衰えることで生じます。
65歳以上では3人に1人が老眼になるともいわれており、実はとても身近な症状です。

さらに、現代社会ではスマートフォンやパソコンの使用時間の増加など、目に負担のかかる作業が増えているため、老眼の進行が早まりやすくなっています。

対処法としては、遠近両用のメガネやコンタクトレンズの使用によって矯正することが主流で、治療薬はこれまでありませんでした。

しかし、今回初めて点眼薬(目薬)による矯正・改善という方法が加わりました。

FDAが老眼治療薬として世界初承認

FDAが老眼治療薬として世界初承認
米食医薬品局(Food and Drug Administration:略称FDA)は、食品などを管理・取り締まるアメリカ合衆国の政府機関で、日本では厚生労働省と同様の役割を担っています。

そのFDAが、美容や医療、眼科治療で定評のあるイギリスのヘルスケア企業であるアラガン社が開発した「VUITY(ピロカルピン塩酸塩点眼液1.25%)」を、老眼の治療薬として世界で初めて承認しました。

点眼すると涙のpHに速やかに馴染んで瞳孔の大きさが縮小し、遠くを見る力を邪魔することなく近くと中間を見る視力の改善が期待できるという。

40~55歳の成人男女を対象とした臨床試験の結果では、1日1回の使用で、早ければ15分後には効果が表れるとの報告がされています。

1ヶ月連続で使用した場合は、その効果が最長で6時間続くという結果も出ています。
コンタクトレンズは外してからの使用となりますが、10分後には再装着も可能です。

ミカン科植物「ヤボランジ」から発見

ミカン科植物「ヤボランジ」から発見
主成分はブラジル原産のミカン科植物「ヤボランジ」から発見された「ピロカルピン(Pilocarpine)」という成分で、眼圧を下げる効果があることから、日本でもすでに緑内障の治療(保険適用)でも使用されています。

また、涙や唾液などの分泌を促すために、口の乾燥を防ぐ薬としても利用されています。

それをアラガン社が、独自の技術で老眼治療にも転用できるように開発しました。
軽度~中程度の老眼であれば、効果は十分期待できます。

また、頭痛や目の充血といった副作用が若干出るものの、重篤な副作用の発生は見られませんでした。

デジタル社会の救世主

デジタル社会の救世主
デジタル社会において、目にかかる負担は増大しています。

そのため、パソコンの画面が見えづらくなってきた、本の文字が少しぼやけるなどの症状から、一気に悪化する可能性も否定できません。

日本での、この点眼薬の使用はまだ認められていませんが、早期の導入が待たれるところです。

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